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猫の口臭が気になる‥それ、もしかして?

「デンタブロック乳酸菌®(クリスパタス菌KT-11)」について

愛猫がいつまでも健康で美味しく食事ができるよう、株式会社キティーの研究開発型バイオ事業として開発され、「デンタブロック乳酸菌®」として商標登録されています。

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猫の口臭が気になる‥それ、歯周病のサインかも?毎日のオーラルケアで予防しましょう!

猫の口臭やよだれが気になったら、それは歯周病のサインかもしれません。猫の歯周病が進行すると痛みでおいしく食事をすることができなくなり、元気や食欲がなくなることがあります。歯周病を防ぐためにも、日頃のオーラルケアで予防することが大切です。
ここでは、猫がなりやすい歯周病の原因や種類、症状の他、歯磨きなどの予防策を紹介します。

猫の口が臭うかも?
臭いの原因は歯周病?

猫の口臭が気になる場合に考えられる原因は「歯周病」「口内炎」その他にも「胃炎・食道炎」「糖尿病」「腎不全」などいろいろありますが、一番多いのが「歯周病」です。

そもそも、歯周病ってどんな病気?

         

原因は?どう進行する?

  • ⻭垢(プラーク)の形成
    ⻭の表面に唾液中の成分の糖タンパクが薄い膜をつくり、そこに細菌が付着して繁殖。その結果、⻭垢(プラーク)と呼ばれる粘着性の物体を形成します。
  • ⻭石の形成
    ⻭垢(プラーク)を放置すると、唾液中のカルシウムなどが沈着し、固い⻭石に変わります。⻭石の表面には凸凹があり、さらに⻭垢 (プラーク)がつきやすくなります。
  • 歯肉炎
    ⻭垢(プラーク)の中の細菌に対して炎症が起こり、⻭茎が赤く腫れた状態です。
    歯周炎
    ⻭肉炎がさらに進行し、⻭の根元の⻭周組織にまで炎症が広がった状態です。⻭周ポケットが形成され、細菌や細菌の出す毒素により組織が破壊されていきます。

歯周病の症状って?

  • 口臭がきつい
  • はぐきが赤く腫れる
  • ⻭が⻩色っぽく変色する
  • よだれにより口角が汚れている
  • 口を触らせようとしない
  • 脱毛する(痛みのストレスでなめたりむしったりする)
  • ⻭茎から血や膿が出ている
  • ⻭がぐらぐらする、抜ける
  • 目の下が腫れたり、膿が出てくる

猫は⻭周病になりやすい?
もしも⻭周病になってしまったら

人と猫の口内環境はちがう?

猫は⻭周病になりやすい?
猫は人に比べると⻭周病になりやすいと言われています。その理由は、人の口内が弱酸性なのに対し猫はアルカリ性。アルカリ性の口内環境では、⻭周病菌は繁殖しやすくなります。
猫には虫⻭がない?
人の唾液に含まれているアミラーゼという酵素は炭水化物を糖に分解するので、糖が口内に蓄積しやすくなります。一方肉食動物である猫の唾液にはアミラーゼはほとんど含まれていないので、虫歯菌の餌である糖が蓄積しにくくなります。アルカリ性の口内環境では虫歯菌が増えにくいことも虫歯のない理由です。このような口内環境のちがいから、人は虫歯になりやすく、猫は歯周病になりやすいと言えます。

もしも歯周病になってしまったら

何歳くらいから要注意?
猫では3歳以上の80%が歯周病と言われています。歯周病は、治療をしないでいるとどんどん進行してしまいます。猫の口腔内のトラブルのサインに早めに気づいて、動物病院で適切な治療を受けることが大切です。
治療内容は?
症状によっては金属器具や超音波洗浄機などで歯石の除去を行い、細菌の温床である歯周ポケットの洗浄も行います。その場合には、基本的に全身麻酔を必要とします。歯を支えている骨まで破壊されぐらつきがひどい場合には抜歯することもあります。さらに歯石が再付着しないようコーティングを行い、歯の表面を滑らかにし、炎症を抑える薬や抗生物質を投与することもあります。
治療の後のケアは?
せっかく病院で歯石を取っても、その後自宅でケアしなければすぐに歯石がつき、再び歯周病になってしまいます。歯石除去を行う前から歯磨きができるように準備しておきましょう。

猫のデンタルケア
「歯磨き」の始め方

  • お口のトラブルを防ぐ日々のデンタルケア!

    歯周病の予防には、歯垢が歯に溜まらないようにすることが何より大切です。そのために最も効果的な方法は歯磨きです。猫用の歯ブラシを動物病院やペットショップなどで購入し、できれば1日1回、少なくとも3日に1回は行いましょう。

  • 歯磨きは離乳期から始めましょう

    猫がまだ小さいうちに、歯磨きの習慣をつけましょう。離乳期頃から歯磨きに慣れていれば、大人の猫になってからも無理なく自然に歯磨きを行えます。

  • 猫の歯磨きの始め方

    口のまわりに触れる
    大人になった猫は通常、口のまわりや口の中を触られることをいやがります。まずはブラッシングや頭を撫でながら、口のまわりを触られることに慣らすことから始めましょう。
    おいしい記憶づくり
    ガーゼに好きな食べ物の匂いを染み込ませて口内を触り、”ガーゼが口の中に入る=おいしい”という記憶をつくります。前歯から始め、焦らず時間をかけて徐々に奥歯へと進みます。
    ガーゼで歯を拭く
    歯に触れられることに慣れていやがらなくなったら、ガーゼで歯の表面をそっと拭きます。ガーゼに猫用の歯磨きペーストを含ませて拭いてもよいでしょう。
    歯ブラシを使う
    まずは歯ブラシにならし、口の中に入れてもいやがらないようであれば、歯磨きを始めます。猫の頭を上から手でおさえ、上唇を軽くめくり上げるようにして歯を出します。歯ブラシは歯に対して45度で毛先が歯と歯茎の隙間に入るようにし、横方向に小刻みに力をあまりかけずにブラッシングします。歯石はとくに奥歯の外側につきやすいので、念入りに磨きましょう。歯と歯茎の間の歯垢を取り除くことができるのは歯ブラシだけです。

日頃のオーラルケアが大事!
お口の健康のためのフードの選び方

お口の健康のためには、歯ブラシや歯磨きシートなどを使って日頃からケアしてあげることがもっとも効果的です。しかし、猫が嫌がる、やり方がわからないなどの理由でやりたくてもできないオーナーさんがたくさんいます。

猫ちゃんのオーナーさんに聞きました Q.猫ちゃんにオーラルケアをしていますか?A.やりたいがしていない 60.4% している 25.0% やるつもりはない 14.6% 約6割のオーナーさんがオーラルケアを「やりたいがしていない」と答えました。 猫ちゃんのオーナーさんに聞きました Q.猫ちゃんにオーラルケアをしていますか?A.やりたいがしていない 60.4% している 25.0% やるつもりはない 14.6% 約6割のオーナーさんがオーラルケアを「やりたいがしていない」と答えました。

⻭周病を予防するために最もよい方法はブラッシングですが、どうしても無理な場合、オーラルケアに対応したおもちゃ、ガム、フードを利用してみるのもよいでしょう。

「デンタブロック乳酸菌(クリスパタス菌KT-11)」について
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